誰かの黒字は誰かの赤字 民間・家計が赤字で国が黒字でいいの?
誰かの赤字は誰かの黒字
これはどうやっても崩せない事実です
国、民間、海外
大きく分けるとこの3つに分かれます
貿易赤字が問題視されるのは
行き過ぎた貿易赤字は国も民間も赤字にさせるから
今の日本のように資源大国ではないため
大きな貿易黒字を作るのが難しい状況では
民間が赤字になり国が黒字になるか
国が赤字になり民間が黒字になるかしかありません
もちろん民間を赤字にして国が黒字になる方法もあります
韓国は民間特に家計が借り入れしやすい環境を作り民間が赤字になることで経済を回し国も黒字にしています
しかし民間の場合は返済期限までにお金を用意して返す必要があります
企業の場合業績が良ければ借り換えですみます
利子の分以上利益を出せばよいのですし
まだありえます
しかし家計はどうでしょう
借り入れして収入が増えるわけではありません
返済に追われその後の支出が減ることにもなります
借り換えを続けることも難しいです
政府が色々やって返済期限を伸ばしたりしてなんとかしたら
政府の思惑次第で破産するという
生殺与奪の権利を政府に持たれることになります
そう考えれば、やはり基本は通貨発行権も持ち、日銀で常に借り換え出来る国が良いのではないでしょうか
誰かかの黒字は誰かの赤字
国を黒字にするには民間が赤字にならないといけない
すなわち国民を苦しめないといけないんです
それで良いのですか?