なんで移民政策って駄目なの? 少子化対策に本当に必要なものは?
日本は少子化で人口が減っています
現役世代が減少して大変だ
だから外国の方をもっと日本に入れて働いてもらわないといけない
そんなことを言う人もいます
それが本当に正しいのでしょうか?
世界的に見て移民政策は失敗しています
なぜでしょうか?
母国を捨てて外国で働こうという人の多くは低所得者になります
少しでも高い給料がもらえるために物価の高い国で働こうとなります
物価の高い国からしたらその国の人より安く雇えることになります
するとその国の国民も外国人労働者と競うことになりやすい賃金で働かないといけなくなる
低所得者や失業者が増えることになります
更にそういう被害を受けるのは若者になります
失業した若者は労働することで本来スキルアップするはずだった機会を失い、いつまでも低スキルのままとなり低賃金で働かないといけなくなる
企業は儲かるが国民は儲からないという悪循環が続きます
低所得者がより低所得者になり人数も増え、一握りの突出した金持ちが誕生する
また、日本に来た外国人労働者すべてが安定的に働けるわけではありません
一部の人は犯罪に走ったり生活保護を受けることになります
文化の違いからの衝突も起きます
そして日本は災害大国です
大災害が起きたときに外国人労働者はどうするでしょうか?
一緒に復興の為頑張ろうという人もいるかもしれません
しかし、多くの人は金のために日本に来ているのです
日本で稼げなくなれば他の稼げる国に行く
その時に基本の供給能力は著しく低下するのではないでしょうか?
国債発行の裏付けは供給能力です
またハイパーインフレが起きるときは突然供給能力が失われ品不足になることでおきます
移民政策は日本を安定させるのでなく不安定にさせるだけなんです
バブル崩壊前の日本には突出下金持ちは少なくその変わりに総中流家庭と呼ばれるような中間層が厚い時代でした
道を歩いている殆どの人が数万円のものでこれは欲しいと思ったら買うことができた
お店に取って道を歩いている人すべてが見込み客と言っても良い状況でした
しかし今はどうでしょうか
ちゃんと若者が正社員で就職し、安定した職場で毎年昇給して未来の計画も持てることで、結婚して子供を生むことができるのではないでしょうか?
少子化対策は移民受け入れではありません
若者の貧困対策が一番なんです
安定した未来を提供し安心させることなんです
生涯未婚率の上昇などを目を背け子供を産んだあとの対策だけでなく、若者が希望ある未来を描けることが大事なんです