政治家になろう!

市議を目指す活動日記です

なぜ指定ごみ袋は不足し続けるのか

指定ごみ袋、供給能力が90%から95%まで回復しているから問題ないというアナウンスがされています

しかしいまだに指定ごみ袋の不足は続いています

市は住民が買い占めしているからといいますが果たしてそうでしょうか?

 

平時どの位の供給量があり、どのくらいの需要量があるのか正確にはわからないので参考例の数字で見てみます

平時100の供給量があり400いる人が5ヶ月に1回指定ごみ袋を買う

ちょうどうまく分散して買ってもらえて毎月80の需要量がある

 

こんな都合よい話があるわけ無いですが、例え話なのでご了承ください

 

ある時生産量が減ってしまう

在庫もなくなって状況で70の供給量になり需要量よりも10減ってしまう

供給量 需要量 買えなかった量
70 80 -10

買えなかった量は当然次の月に繰り越します

次の月の生産量は戻らず70になりました

先月指定ごみ袋がなくなったことを受け、400のうち3%の人が普段よりも早く購入することにしました

需要量はいつもの80に先月買えなかった10が足され、さらに3%の12が足されその月の需要量は98になります

供給量 需要量 買えなかった量
70

102

-32

買えなかった量は当然次の月に繰り越します

次の月ようやく生産量が戻り供給量は100になりました

指定ごみ袋が在庫切れを起こさなくなるまで。毎月3%の人が早く買うように行動してしまいます

需要量はいつもの80に先月買えなかった28が足され、さらに3%の12が足されその月の需要量は120になります

供給量 需要量 買えなかった量
100 124 -24

指定ごみ袋が減ったことで買うことを早めた人が居なければ

この月でゴミ袋不足の問題は解消されました

 

しかし買うことが出来ない、ということから安全のため購入を早める人が出てしまい、この月でも24も買えない人が出てしまいました

 

今後同じように供給量は100

在庫切れがなくなるまでの需要量は

毎月買う人である80に先月買えなかった人と3%の12となるようにします

100に戻ってから 供給量 需要量 買えなかった量
1ヶ月 100 124 -24
2ヶ月 100 116 -16
3ヶ月 100 108 -8
4ヶ月 100 100 0
5ヶ月 100 92 8

このような推移になります

 

指定ごみ袋が不足したときにすぐに普通のゴミ袋で出して良いとした場合

供給量が戻った1ヶ月目で買えなかった人が購入でき

2ヶ月目から在庫ができるようになるはずでした

 

しかし、指定ごみ袋で出させることに固執したため、

早めに購入する人が出てしまい

在庫ができるようになるまで5ヶ月もかかりました

 

別に購入する人が2買ったわけではない

次の月に買う予定の人がひと月早く買う人がほんの少しだけ出てしまった

それだけで3ヶ月も多く時間を要しました

 

実際には早めに買う人、一度に2以上買う人などもっと出るはずです

 

市が言う買い占めなど起きなくても、不足している状況を続けるだけでどんどん長引いてしまうのです

早く問題解決するには普通のゴミ袋で出すことを許可する必要があるのです